千葉にお住いの方からのご相談で、あまり周囲には知らせることなく見送ってあげたいとのお考えがございました。お話をお伺いする中で、ご自宅近くではなく、都内の斎場を借りてご葬儀をされることも可能なことをお話し、斎場の提案などをさせて頂きました。
また、お付き合いのある菩提寺があるので、仏式で行いたい。ただ、クラシックをこよなく愛した父親なので、たくさんの好きだった音楽を流して見送ることはできないだろうか。そういった願いを快くかなえてくれる葬儀社がよいとご相談を受けました。
無宗教を望む方が増えてきたとはいえ、まだまだ多くの方が仏式にて葬儀を執り行われています。しかし、仏式だからと言って、形式的にならざるを得ないということは決してありません。お経の後に、お好きだ曲を会場に流すことや、思い出の品をたくさん飾られまして、思い出コーナーをつくられるなど、様々なかたちで、その方らしいお見送りをされることが可能です。そして、心ある葬儀社さんであれば、お話を伺ったなかから、いろいろと提案をしてくださいます。
実際のお式では、故人様が入院が長く、お酒が飲めなかったことをお伺いした葬儀社の担当者が、末期の水の代わりに大好きだったお酒を口に含ませてあげてお別れをされることを提案されました。最期の御棺のふたを閉める「お別れの儀」の時に、ご家族と会葬者のみなさんで、代わる代わる、最期のお別れをされました。
当初の希望では、家族と親族だけでとのご希望でしたが、お人柄からご友人が多く駆けつけ、予想よりも会葬者が多く見えられましたが、大好きだったクラシックが流れるなか、出棺されました。
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