通常の打ち合わせでは、この時点からどこで葬儀をされるか、どのような祭壇をするか、とたくさんのことを少ない時間の中で次々と決めなければなりません。しかし、事前におおまかなことをお決めになられておりましたので、より細かなご要望を具体化していくという打ち合わせの時間を十分にとることができました。その一つが、お花の種類でした。
お花の祭壇にあまり積極的でない葬儀社では、お花の種類まで指定されることを嫌がる葬儀社も少なくないですが、喪家様のために出来る限りのことをしたいと努力されている葬儀社であれば、季節的に取り寄せる難しい花以外は、揃えようと努力をしてくださいます。
家族葬の現場確認に当センターのスタッフがお伺いさせて頂き、その時に知って正直驚きましたが、娘さんがお選びになったお花の種類は、お父様の年齢と丁度同じ数でした。
たくさんの色とりどりのお花でお見送りをされたお通夜では、ご親族と故人と親しくされていた友人の方々のみにお声をかけて、皆さんでお料理を召し上がられながら、故人の思い出を語りあうという、形式張らず本当にあたたかなものとなりました。お父様はとても明るい方でしたので、お酒も多く振舞い、皆さんに思い出を語り合っていただきたいというご家族の思いから、このようなお別れを実現されました。
ひとつひとつご家族が思いを込め、手作りでお別れをされ、その思いを実現しようと葬儀社の担当者が努力をされた結果ですが、決して特別な葬儀ではなかったと思います。ご本人様への思いをみなさんで話し合われ、要望をきちんと聞いてくださる葬儀社をお選びになられた、たったこの2つのことだけで、形式的ではないその方唯一の葬儀は実現できると考えます。当センターが葬儀社選びを含めて出来る限りのサポートができればと思います。
心ある家族葬のTOP
|